教育の中の「厳格」と「厳しさ」

「厳格」とは、規律や道徳にきびしく、不正や怠慢を許さないこと。ということは、厳格に行動するためにはそこに厳しさがある。なぜならば、自分の行動は元から厳格には沿わず、厳格に行動出来るようにするためには色々と律しなければならない。その為の厳しさは必要だと思う。

しかし、昨今の教育やら仕事やらは単なる厳しさだけを与えているに過ぎない。その厳しさは、自分の考えや行動に合わないから厳しくするに過ぎずそこには厳格性は一切感じない。なぜならば、自分が相手に厳しくしていることを自分でもちゃんと行ってきたのかということが問題になる。単なる自己満足に過ぎず、仕事であれば職権乱用だと思う。

教育全般に、上に立つ者がまず厳格性を持って考えや行動をすることが必要である。その上で、これから将来を担う若者を育て上げるために厳しく律していく姿勢が望まれる。親もそうである。子供に教育のためだからと厳しくあたるが、ほとんどが自分のいうことを聞かないということで厳しくしているだけで親の自己満足に過ぎない。「親の背中で子供は育つ」ようにもう少し親自身の子供に対する考えや生活態度を責任持って行動して欲しい。そうすれば、大声上げなくても子供は理解して行動するようになるはずである。

2017年01月15日